インド編
お祭り大国インド!ビジネスパーソンが気をつけたい事とは?
多種多様な人々が暮らすインドでは、年中お祭りをやっていると言っても過言ではありません。
国や州をあげて行う大きなものからローカルなものまで各地で驚くほど多くのお祭りが行われています。
「自分は仕事で行くから関係ない」と思ったら大間違い!
参加するつもりはなくても、巻き込まれてしまうこともあるのがインドのお祭りのすごいところなのです。
大規模な交通規制に気をつけよう
盛大に行われるインドのお祭りでは、通行止めはザラ。
地理に詳しくないと、目的地までの迂回には苦労するでしょう。
道路はおろか、駅、歩道橋など様々なところが通れなくなっている可能性も。
その混乱に乗じて「通行チケットがいる」「道案内をしてあげる」などと声をかけお金を要求してくる人もいるので要注意。
ビジネスで滞在する場合、大きなお祭りの日の移動は極力さけるようにスケジューリングするのが、賢明かもしれません。
外国人も容赦なし!色かけ祭り「ホーリー」
数あるインドのお祭りの中でも、最も過激と言われているのが「ホーリー祭」。
「色かけ祭」とも呼ばれるこのお祭りは、春の到来を祝う北インドの伝統行事で毎年3月に行われています(日にちはその年によって異なります)。
現地の人々はもちろん、このお祭りを目当てに訪れる外国人も多く人々はすれ違いざまに“ハッピーホーリー!”の挨拶とともに色水や色粉、ペンキなどを全身にかけあいます。もちろん、あからさまに拒否をすれば回避できることもありますが、色水の入った水鉄砲をかまえた子どもたちや、屋上から色粉をばら撒くツワモノもいるので、無事に通るのは至難の業。
中でもアーグラに近い、マトゥーラ、ブリンダバン、バルサナ、ナンガオンの4地区はホーリー祭が最も白熱するスポットなので、3月に滞在する場合はくれぐれもご注意を。
いかがでしたか?
観光での滞在ならば、ぜひともインドのお祭り文化を楽しみたいところですが、仕事で滞在するビジネスパーソンにとっては巻き込まれたら、丸一日を棒に振ってしまう可能性も。
仕事目的だからこそ、滞在する日時と場所のお祭り情報をおさえておくことを強くおすすめします。