ベトナム編
- 従業員、取引先との関係づくりはビールから
- バイク天国ベトナムでの移動のノウハウ
- ベトナム日本料理の食べ歩きガイド
- アジアとは思えぬ生活習慣のあれこれ
- 専用車を賢く使うポイントとは?
- ベトナムの国民性を表す4つの“K”。
「モッ、ハイ、バー、ヨー!」で乾杯!
従業員、取引先との関係づくりはビールから
「ベトナムはビール大国」ということをご存知でしょうか? 個人の年間消費量は、中国、日本に次ぐアジア第3位。ベトナムの国産ビールだけではなく、日本のアサヒ、サッポロ、オランダのハイネケン、シンガポールのタイガービールなど、多くの種類のビールがベトナム人に人気です。
なかでもベトナム産ビールの「333(バーバーバー)」は、1缶60円程度と安くて、南部では一番の人気を誇っています。
ここで、三択クイズを出題。「ベトナム産ビールの特徴は?」
A)アルコール度数が高い
B)味が薄い
C)泡立ちがよく泡が多め
答えは「B」。
ベトナム産のビールは、日本人が飲むと非常に薄く感じます。ベトナム人は、ジョッキに氷を入れるので、さらに薄くなりますが、それがベトナム流。ビールが苦手な方や女性の方が「ベトナムビールだと飲みやすい」というケースもある、不思議な感覚のビールです。
ベトナムでは、ビールを飲むとき「モッ、ハイ、バー、ヨー!」と大声で叫んで杯を交わします。このかけ声は「1、2、3、カンパイ!」という意味。会社が終わると、まだ平日だというのに、みんなでビアガーデンに行き、ビールを飲んで楽しんでいる光景が日常です。
親しみやすい性格のベトナム人。初めてのベトナム出張でも、積極的に現地社員たちを誘って、飲むときは「モッ、ハイ、バー、ヨー!」を忘れずに。会社の従業員や顧客と親睦を深める際にも、きっとビールが活躍します。
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