最近話題の「コネクティッドカー」
製造工程に与える影響は?【パート1】(2/2)
- 分類:
- コネクティッドカー
製造現場で変わることは?
ここまではコネクティッドカーの一般的な概要について説明してきましたが、実際にコネクティッドカーが普及すると製造現場はどのように変わるのでしょうか? まずは、コネクティッドカーになることで車載通信機器が必要になり、部品点数が増えます。また、最新の自動車は電子制御が当たり前になっていますが、さらに電子化が進みます。各種基盤やセンサ、通信装置などが増えれば、製造現場では精密な検査が必要になり、静電気防止などの対策も重要度が増していくでしょう。従来の自動車製造に加え、電気・電子業界のような対策が求められるようになります。
製造工程で気をつけるべき
電子化された自動車の対策について
電子化が進んだコネクティッドカーでは、静電気や異物の混入が重大なトラブルにつながります。そこで除電を徹底する、ホコリやチリの混入を防ぐなどの対策が有効です。以下の資料でも現場で役立つアイデアを掲載していますので併せてご覧ください。
活用事例
静電気や異物混入対策における除電器の活用事例です。あくまで一例ですので、詳しくは以下の資料をご覧ください。
基盤コーティング前の除電
基板の防湿や電気絶縁を保つためにコーティング材を塗布する際、基板に異物が付着しているとコーティング不良になります。コーティング不良は製品不良に直結するため、重大なクレームとなります。除電器とエアーを用いることで、異物付着防止と除塵対策の両方が実現できます。
チップピックアップ時の静電破壊防止
ダイシング後に詰め替え機にてチップをピックアップします。その際に静電破壊が起こり、一定率の不良品が発生します。除電器を用いることで静電破壊不良をなくします。
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キーエンスではコネクティッドカーの製造にかかわる、静電気での部品の静電破壊防止・異物対策がわかる資料をご用意しました。ぜひご活用ください。
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