データ処理・活用、AI
ARとは、Augmented Realityの略で、「拡張現実」を意味します。現実の風景に対し、コンピュータで情報を付加または合成して表示する技術を指します。ARの技術は、スマートフォンのカメラを用いたアプリケーションでは、ゲームなどエンターテイメント系のほか、家具・インテリア商品の配置イメージを自宅で確認できるものなどに利用されています。また、業務用途においては、スマートグラスを用いたインフラなどの設備点検支援や、製造現場における技術習得・作業支援などへの応用が進められています。
VR(仮想現実)が、実際にはないものや空間を目の前にあるかのように表現する手段であるのに対し、ARは現実の風景に対してさらに情報を付加できるため、実際の行動や作業を効率化する用途に向いているといわれています。