製造現場で役立つ IoT用語辞典

コンピュータビジョンよみ：こんぴゅーたびじょん、英字：computer vision

画像情報をコンピュータに取り入れて処理し、必要な画像情報を取り出す技術です。例えば、ロボットの目にあたる装置（ロボットビジョン）を作る研究分野では、実存する情報をコンピュータが取得するすべての過程を指します。
コンピュータビジョンは、画像を検知するセンサなどの機器や、取り入れた情報を認識するための人工知能など、幅広い分野で研究されています。また最近では、コンピュータグラフィックスとの融合が注目されており、画像センサ・カメラ・レンジファインダから、2次元および3次元画像処理におけるさまざまな手法まで、適用分野は多岐にわたっています。
これらの研究の成果は、地球探査衛星からの映像の処理やCTスキャンなどの画像診断、ロボットビジョンやウェアラブルコンピューティングなどに活用されています。