基礎編
ICT(Information and Communication Technology)とは、IT(Information Technology)、つまり「情報技術」に情報・知識の共有といった「コミュニケーション」の重要性や意味を付加した言葉です。
これまで日本では「IT」という言葉が流布していましたが、国際的には「ICT」という呼称が一般的であるといわれています。総務省の「IT政策大綱」は、2004年から「ICT政策大綱」に名称変更されるなど、日本でもICTという言葉が浸透しつつあります。
ITとICTに技術的な区別はありませんが、前者はコンピュータ関連、後者は「通信技術の活用」を指す場合もあります。ICTは、ネットワーク活用によるコミュニケーションが多様化する現代、そしてこれからの社会に合った表現であるといえます。