クラウド
SaaSとは、Software as a Serviceの略で、「サーズ(または、サース)」と呼ばれています。ソフトウェアをパッケージとして利用者の環境に導入するのではなく、インターネット経由でクラウドサーバに接続することでソフトウェアが利用できるサービスを指します。
SaaSでは、利用者が自社でソフトウェアやサーバを導入する場合に比べてすぐに導入でき、導入コストも低減できます。また、コンピュータやタブレット・スマートフォンなどのデバイスを問わずクラウドサーバにデータを保存したり、複数人でデータを閲覧・編集できるといった利点があります。
従来からある「ASP(Application Service Provider)」が類似サービスとして挙げられますが、本質的な違いはなく、市場の拡大や機能の多様化により「SaaS」という名称が使われるようになったといわれています。