ねじの測定
- 輸送・全般
- ねじには、内径や外径、谷の径・有効径・ピッチなど、多くの測定ポイントがあります。また、1つ1つの山の形も重要です。その中でも、最も重要な測定は、谷の幅と山の幅です。この2つが等しくないと、ねじは正常に機能しません。
測定における課題
使用する測定機器
- マイクロメーター・測定用三針・ねじゲージ・ピッチゲージ
測定方法
- マイクロメーターで、おねじの外径と有効径、めねじの内径と谷径を測定します。おねじの有効径を高精度に測る場合は測定用三針を用い、製造ラインではねじゲージやピッチゲージで測定しています。
課題
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- マイクロメーターでの測定は、2点間測定の平均値なので、あくまでも参考値。
- 測定用三針とマイクロメーターによる有効径の測定は、測定するねじをVブロックで固定しなければならず、検査数を多くできない。
- ねじゲージやピッチゲージは手軽で高精度である反面、測定できるねじが限られるため、多品種を扱う工程には不向き。
改善事例
画像寸法測定器は、内径や外径・有効径からピッチまで、1度の操作で測定可能です。また、ねじ山の角度も測定できるので、リード角の算出も簡単です。さらに、ステージに置いた複数のねじを同時に測定することもできます。もちろん、ねじの種類が変わっても、この性能に変わりはありません。
測定に時間がかからないので検査数を増やすことができ、品質管理やタクトタイムの向上にも大きく貢献できます。
- ポイント
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- 測定が難しい谷径や有効径からリード角まで、1度の操作で測定可能。
- 測定する品種が変わっても測定は簡単。
- 検査数を増やすことで品質管理やタクトタイム向上に貢献。
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