スローアウェイチップの摩耗・欠け測定
- 工具
- 刃先交換式工具の刃先であるスローアウェイチップの摩耗や欠け、取り付けの精度などの寸法測定の改善例です。
測定における課題
使用する測定機器
- 工具顕微鏡(測定顕微鏡)
測定方法
- 使用後の刃先の状態を工具顕微鏡で測定しています。細密な検査が可能ですが、確認は目視です。内接円やノーズRの測定、仮想線を用いた測定はできません。また、測定点ごとに検査員によるピント合わせが必要です。
課題
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- 測定値を得ることができない。
- 仮想線を用いた測定ができない。
- ピント合わせの位置によって、測定結果が異なる。
改善事例
キーエンスの高精度画像寸法測定器ならステージに刃先を置いてボタンを押すだけ。内接円やノーズRの測定から仮想線を用いた測定まで、正確な測定が可能です。また、検査効率の向上はもちろん、検査員による測定値や判断のバラつきがないため、品質の向上にも貢献します。
- ポイント
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- オートフォーカスとエッジフォーカス機能が最適なピント合わせを実現。検査員による測定誤差を解消。
- ボタン1つでOK/NGと測定数値を表示。仮想線を用いた測定も可能。
- ステージは、対象物の位置と向きから自動調整。
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