大きな圧力で部品を接合する圧入機は、フートバルブ(足踏式切換弁)を3ポジションにする、圧入ボタンを押している間だけピストンが降下するなど、さまざまな安全対策がとられています。しかし、部品が金型に引っかかってはずれないなどのトラブルが発生した場合、圧入部材や圧入ヘッド近辺への手や指の接近が予見され大変危険です。このようなリスクから作業者を守る安全対策が必要です。
安全対策のポイント
- 挟まれ事故を防止する
- 圧入機のピストンが原点位置のとき→圧入機内にワーク投入が可能。
- ピストンが原点にないときに圧入機開口部から手を中に入れる→圧入機が停止。
- 圧入機内から手を出すまで→圧力機の起動不可。
B:セーフティライトカーテン(GL-Rシリーズ)
キーエンスからのご提案
- 作業者を守る豊富なバリエーションと短い応答時間
- 圧入機内のピストンとフレームにセーフティドアセンサを設置、ピストンの位置をチェックします。ピストンが原点位置にあるときは、セーフティライトカーテンの光軸を無効にするので、圧入機開口部からワークを出し入れすることができます。
- 圧入機開口部にセーフティライトカーテンを設置します。GL-Rシリーズの最小検出体はØ14mm~45mmとバリエーションが豊富。手や足から指まで、幅広くかつ隙間なく対応できます。
- 圧入機内の手を検知している間、圧入機の起動操作を無効にします。圧入機内から手を出すと、圧入機の起動が可能になります。
- 豊富なサイズバリエーションは、安全性はもちろん、設置や設定時にも強い味方です。装置の規模や配線のシステムに応じた、最善の選択を可能にします。
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- 圧入機開口部に「セーフティレーザスキャナ」は使えませんか?
- セーフティライトカーテンに比べ、セーフティレーザスキャナは応答時間が長く、手や指のすばやい動きに反応が遅れる可能性があります。短い応答時間が必要な場合は、セーフティライトカーテンの設置をお勧めします。
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