用途事例
インジェクターの品種判別
- 自動車業界
- ポカよけ
異品種混入防止のために、構成部品の色の違いからインジェクターの品種判別を行います。
従来の課題
「カラーセンサ」は、色差(色の違い)がわずかであったり、検出部分に色ムラがある場合、誤検出の可能性が高くなります。また、金属部分からの反射光によるハレーションも、誤検出の原因になります。ハレーションは照明装置で対応することもできますが、照明条件の設定には熟練が必要です。また、近似色や色ムラによる誤検出にも対策が必要です。
画像センサを導入するメリット
AI搭載 画像センサ「IV2シリーズ」は、1台で最大550×412mmの領域内の、最大16箇所の色を検出できます。この領域内ならワークの位置がずれていても検出できるので、正確な位置決めは不要です。また、色の判別などの設定は、AIが自動で行います。ハレーションに影響されないので、照明装置がなくても安定した検出が可能です。検出設定は32種類(32製品)まで保存できるため、製品に応じた設定を読み出すことで簡単に設定変更ができます。
「IV2シリーズ」なら、微妙な色の違いも見逃さず、位置決め装置や照明装置がなくても安定した品種判別が可能です。また、ハレーションが大きい場合は、偏光フィルターやドーム照明で対応することもできます。
使用している商品
- AI搭載 画像センサ IV2 シリーズ
- AIによる最適設定。知識・経験不要で誰でも使える
- 明るさ調整やフォーカス設定などの調整もワンタッチ
- クラス最小の超小型ヘッドで、どんな場所でも設置できる
誰でも使える簡単設定方法
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- STEP1OKワークを登録する
- STEP2NGワークを登録する
後はAIがワークに最適な設定を自動で行います。立ち上げからわずか1分で設定が完了します。
- 全数検査の効率化にお困りの方はお気軽にご相談ください
- 誰でも使える AI搭載 画像センサ IV2シリーズのすべての機能がわかる