マネジメント/コミュニケーション編就業規則に関する表現
難易度の目安
価値観の異なる現地スタッフのマネジメントに際しては、公式ルールを明記した就業規則の作成・共有が有効です。組織の規模や業務形態、業種、従業員の特徴をふまえ、具体的に記載することが望ましいとされています。今回は、就業規則について役立つ単語や会話例をご紹介します。
役立つ単語
- 就業規則the employment regulations
- 休憩室lounge
- 禁止されているbe prohibited
- 情報漏洩のリスクa risk of information leaking
- ~に相談する・意見を求めるconsult ~
- 事前にin advance
実際の会話例
主な登場人物
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Hiroshi
日本人マネージャー
フィリピン拠点に駐在中 -
Sam
現地マネージャー
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Mary
現地スタッフ
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今朝、Monicaさんが工場内に私物のスマートフォンを持ち込んでいました。
This morning I found out Monica brought her smartphone into the factory.
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え!? スマートフォンの持ち込み禁止は就業規則に明記していますよね。休憩室のロッカーに置いておくのがルールです。
What!? The employment regulations clearly state that bringing smartphones into the factory is not allowed. We have to keep them in the lounge lockers.
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はい、入社時にスタッフ全員に説明していますが、Monicaさんは今日、家族から電話が入る予定があったようです。
Yes, I explained the rule to all staff members when they joined the company, but it seems Monica was expecting a phone call from her family today.
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しかし情報漏洩のリスクがあるため、持ち込みが禁止されていることを改めて説明しました。
I explained to her again that bringing smartphones into the factory is prohibited because there is a risk of information leaking.
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就業規則を守れない理由がある場合は、事前にSamさんに相談するように指導してください。
Please tell the staff to consult you in advance if they have a reason for not following the employment regulations.
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はい、わかりました。夕方のミーティングで全員に伝えます。
Okay, sure. I will tell them at the afternoon meeting.