タクトアップと高精度化を実現する高性能サーボシステム

ACサーボシステム
SV2 シリーズ

高性能

速度応答周波数2.6kHz

サーボアンプの応答性を従来比1.6 倍の2.6kHzに高速化。指令に対する応答遅れを極限まで低減し、KV-X MOTIONの高速性と相乗して装置のタクトアップを実現します。

高分解能22bit

エンコーダの分解能を従来比4倍の22bit、1回転約420万パルスと大幅に高精度化することで、位置決めの精度を大幅に向上し、さらに滑らかな動作を実現できます。

制御演算周期125μs

サーボアンプ内部の制御演算周期まで、上位コントローラとの通信周期に同期して高速・高精度に動作します。

従来 20bit=1,048,576パルス/rev モータ1回転で10mmのボールねじの場合(減速なし) SV2シリーズ 22bit=4,194,304パルス/rev 従来比の4倍  [分解能 2.4nm]

MECHATROLINK-Ⅲ Ethernetベースの通信でワンタッチ配線を実現

RJ45コネクタ採用で省配線

SV2シリーズはRJ45コネクタを採用しているので、軸数が多い場合でもワンタッチで簡単に配線できます。

伝送速度、伝送周期を高速化

物理層にEthernetを採用したMECHATROLINK-Ⅲ対応により、伝送速度100Mbps、伝送周期125μsに高速化。

詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

機械振動を抑制する高精度チューニング

【オートチューニング】
すぐに動かせる最適チューニング

自動ノッチフィルタの推定精度を向上させ、さらに2段階まで拡大。また慣性モーメント比推定に対応し、より簡単に安定動作を実現。

【ゲインサーチPRO】
さらに振動を抑制し、タクトを上げたい

サーボモータの運転を行ないながら、機械特性に応じて位置ゲインや振動抑制、制振制御などを簡単に自動調整します。

【ゲインチューニングPRO】
モータの限界性能まで使用したい

2つのパラメータを設定するだけで、設定項目が多く、複雑なサーボゲイン関連のパラメータをまとめて簡単に調整可能。

詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
オートチューニングの安定性が大幅アップ、マニュアルチューニングも簡単設定

アプリケーション

アナログフィードバック制御

ロードセルなどの計測値をサーボアンプに直接入力することで、アンプ内部で自動でPID 制御し、ワークへの荷重が指令した目標値と一致するように制御します。また設定もパラメータ方式なので複雑なプログラムは不要です。
[アプリケーション]圧入制御
圧力センサの信号に合わせて指令トルクを自動調整するので、ワークにかかる実荷重の均一化を実現。

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