用語解説

自動化・ロボティクス

協働ロボットよみ:きょうどうろぼっと、英字:collaborative robot, co-robot, cobot

協働ロボットとは、産業ロボットのなかでも、人との共同作業を前提としたロボットを指します。
従来の産業用ロボットは、主に自動車や機械の製造など、比較的大きな大量生産ラインにおいて安全柵で囲われ、人の作業とは分離した状況で固定的に使われてきました。しかし、ロボットの技術進歩や小型化、法規制の緩和により、人とロボットの間にある柵を取り払い、同じ空間で共同作業できるようになったものが協働ロボットです。

従来の産業用ロボットにはない協働ロボットのメリットとして、
・人と一緒に稼働することで、作業内容に柔軟に対応
・柵が不要であるため、設置場所を選ばない(ロボット側に安全対策が施されている)
・位置制御と力制御が容易で、変種変量に柔軟に対応
といったことが挙げられます。

ロボットと人が一緒に働く「協働ロボット」とは?(FAロボット.com)

https://www.keyence.co.jp/ss/products/vision/fa-robot/articles/cobot.jsp
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