データ処理・活用・AI
FFT(英:Fast Fourier Transform)とは、離散フーリエ変換(DFT、英: Discrete Fourier Transform)を高速に計算する手法を指し、「高速フーリエ変換」とも呼ばれます。
元になっているのは、周期性をもつ波であればどのような形であったとしても正弦波と余弦波の級数で表すことができる、という理論で、これを数式にした「フーリエ級数」を拡張・発展させたものをフーリエ変換と呼びます。中でも、離散化されたフーリエ変換は「離散フーリエ変換」と呼ばれ、コンピュータで行われるフーリエ変換は基本的に離散フーリエ変換を指します。従来のフーリエ変換は莫大な回数の計算を要していましたが、順序などを工夫することにより計算量を大幅に減少させたものがFFTです。
FFTを用いることで、画像や映像の処理速度は格段に向上します。製造業におけるIoTの発展・普及に伴い、FFTの応用も進んでおり、製造設備向けの状態監視機器にFFTのアルゴリズムを組み込んだ解析機が導入されています。