有毛細胞の観察
蛍光ボケのないクリアな画像を取得可能
蝸牛とは内耳にあり、聴覚を司る感覚器官です。
有毛細胞はこの蝸牛内にあり、音の振動情報を神経パルスに変換する役割を担っています。
蝸牛は組織切片と比べても立体的な構造をしています。その内部にある有毛細胞は、蛍光観察をする上で蛍光ボケの影響を受けやすく、レーザーコンフォーカル顕微鏡を使用されることが多い標本でした。
使用対物レンズ:CFI60 CFI Plan Apo λ 100xH
セクショニング + Zスタック
3D画像構築
Zスタック画像から、ワンクリックで3D画像を作成。マウス操作だけで、3D画像の回転、ズーム、断面観察を自由に行うことができ、蛍光シグナルの局在を正確に把握することができます。
- オールインワン蛍光顕微鏡 BZ-X800を導入すれば
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- 「セクショニング」機能を使用することで、「蛍光ボケ」を取り除き、クリアな画像を取得することができます。
- Z方向に複数枚の画像を取得し、撮影した画像からフォーカスが合っている部分だけを合成することで、標本全体にピントがあったフルフォーカス画像を構築することができます。
- フルフォーカス画像に加えて、Z方向の移動ピッチ情報から高精細な3D画像を構築できます。Z方向の局在を鮮明に観察することができます。