振動式のトラブル対策事例
レベルセンサのトラブル事例を紹介します。
- 会社名
- ○○工業株式会社
- 用途
- 研削盤のクーラント管理。クーラント液が足りない時に信号を出し、クーラントを補充します。
- 方式
- 振動式センサ。1接点。
-
- トラブル内容
- 今まで数回空焚きをしてしまったことがありました。空焚きをすると、設備へのダメージがあり点検作業が必要でした。
-
- 原因
- 研削による加工粉が元になり、先端部に付着物が発生して液が無いのに「ある」と誤検出していました。
-
- 対策
- 誤検出の頻度が少ないので「喉元過ぎれば・・・」で棚上げしていましたが、根本対策はできていませんでした。そこで、新原理のガイドパルス方式を試してみました。
-
- 結果
- ガイドパルス式はプローブに多少汚れがついても検出に全く影響が出ませんでした。また、振動式はプローブが短く、タンクに横ざしで設置するので施工が面倒でしたが、ガイドパルス式はタンク上部から刺せ、出力も4点あるので空検出に加えてあふれ検出もできます。トータルで安いと思っています。