協働ロボットの安全対策

「協働ロボット」は、作業者との協働作業を前提としたロボットです。作業者と同じ空間で動作するため、ロボット周辺の安全対策は重要ですが、過剰に制御するとチョコ停の原因になりかねません。一方、作業者を隔てる安全柵がないケースもあり、安全を確保するにはロボットの高度な制御が必要です。

安全対策のポイント

距離を測ってロボット制御
作業者がロボットに近づく(警告領域)→ロボットの速度を減速する。
ロボットの可動範囲内に入る(保護領域)→ロボットが停止する。
※保護領域1、警告領域1に作業者がいる際にはロボットがその方向に移動しないように移動制限をかけます。
A:セーフティレーザスキャナ(SZ-Vシリーズ)
A:セーフティレーザスキャナ(SZ-Vシリーズ)

キーエンスからのご提案

1バンク3領域を1台でカバー
ロボットと作業者の距離は、セーフティレーザスキャナが検知します。
セーフティレーザスキャナは、1バンク当たりに1つの保護領域とは別に2つの警告領域を設定することができ、それぞれに異なった制御を割り当てることができます。
1バンク3領域
活用のヒント
セーフティレーザスキャナがロボットの動作速度を変化させたり動作を停止させたりする距離は、任意で設定することができます。作業者が警告領域に侵入した時点で警告灯を点灯させ、ロボットの不要な停止を防ぐなど、さまざまな安全機器と連携した安全対策が可能です。

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