用途事例

ヘッドライトの点灯確認

自動車のヘッドライトの完成検査において、正しく点灯するかどうかを判別し、ポカヨケを行います。

「画像処理システム」は、外乱光の除去や色検出の精度が高く、応答速度も速いため、性能的には問題ありません。しかし、ヘッドライトの点灯を検出し、判別するために必要な機能以外の装備が多く高価です。また、立ち上げに必要な設置・設定などの工数が多く、導入は容易ではありません。

AI搭載画像センサ「IV2シリーズ」は、1台で最大550×412mmの範囲を検出することができます。検出領域内であれば位置補正機能で検出位置を追従捕捉できます。また、光の色や強さも検出でき、同時に16箇所のすべてで異なる判別を実行することも可能です。そして、これらの設定は、すべてAIが自動で行います。
「IV2シリーズ」なら、同時多点検出と位置補正機能で作業性を向上します。導入しやすいコストと高いパフォーマンスは、検査工程の品質水準の維持に、大きなゆとりを与えます。