用途事例

コネクタのロック確認

プリント基板の部品実装後、コネクタが正しく組み付けられているか、ロック状態で検出し、トレーサビリティ対策を行います。

「画像処理システム」は光量ダイナミックレンジが広く、照明装置も充実しているため、実装基板からの反射光によるハレーションの中でも、小さな部品を見逃すことはありません。しかし、部品実装の確認に不必要な装備が多く高価です。また、立ち上げに必要な設置・設定などの工数が多く、導入は容易ではありません。
「光電センサ」はポイントで検出するため、わずかな位置ズレでも誤検出の原因になります。

AI搭載画像センサ「IV2シリーズ」は、オートフォーカスと明るさ自動調整機能を搭載しており、最適なピントと明るさでコネクタのロックを確認することができます。1台で最大550×412mmの領域内なら、ワークの位置がズレていても検出できるので、正確な位置決めは不要です。また、色判別やエッジ検出など、コネクタのロックの確認に必要な設定は、すべてAIが行います。
「IV2シリーズ」は、カメラ・照明一体型という構造と、AI機能による使いやすさ、ハレーションの影響を受けない安定検出などの機能で、立ち上げから段取り替えまで、製造現場での多様なニーズに応えます。