用途事例

ラベルの日付確認

薬品ビンに貼付されているラベルに正しい日付が印字されているかを検出し、製品のトレーサビリティ対策を行います。

「画像処理システム」は、OCR機能や位置ズレに対する追従検出能力が高く、曲面のゆがんだ文字や照明で光っている文字でも安定して判別できます。高速なラインでも正確な検出が可能なので、性能には問題ありません。しかし、その高機能を活かすには、読み取る文字の辞書への登録はもちろん、他にも多くの設定が必要です。さらに、ラベルの日付確認に不必要な機能が多く高価です。設置・設定から立ち上げまでの工数や時間やコスト。これらを考慮すると、導入は容易ではありません。

AI搭載画像センサ「IV2シリーズ」は、オートフォーカスと明るさ自動調整機能を搭載しており、最適なピントと明るさでラベルの日付を検出できます。印字領域の指定も、対象部分を囲むだけで設定完了。また、検査時に撮影した画像は検査日時とともに保存できます。FTPで転送することもできるため、検査データの有効活用が可能です。
「IV2シリーズ」なら、難しい設定はAIが自動で選択。ハレーションの影響を抑え、安定した検出が可能です。また、検査データは外部に出力できるため、品質管理やトレーサビリティに利用することができます。