アラームごとの対処方法を表示したい
設備でアラームが発生した場合に、VT5にアラーム内容とアラームの対処方法を表示する方法を説明します。
アラーム表示部品の配置
1. メニューの【部品】→【基本部品】→【アラーム表示】を選択し、アラーム表示部品を配置します。

2. 「設定」タブで桁数や行数を設定します。
項目 | 設定 |
---|---|
表示モード | 発生中のアラームを表示するため、「リアルタイム表示」を選択します。 |
ソート条件 | アラームが複数発生した場合のソート条件を選択します。 |
表示桁数 | 1行に表示する桁数を指定します。日時や発生回数など、表示される情報をすべて含めた桁数です。 |
表示行数 | アラーム表示部品で表示する行数を指定します。 |

3. 「表示項目」タブで、表示する項目を選択します。

4. 「表示色・イメージフレーム」タブで背景色や文字色を設定します。

5. 「キー入力」タブで以下のとおり設定します。以下の設定を行うことで、発生したアラームをタッチすることで対処方法を記載したポップアップを表示します。

アラームトリガの設定
6. メニューの【リソース】→【アラーム】を選択します。任意のアラームIDを入力します。

7. アラームのトリガデバイスを指定します。「データ取得モード」が「通常」の場合はワードデバイスのみの指定となります。
ビットデバイスを指定する場合は、「拡張(連続デバイス指定)」、もしくは「拡張(個別デバイス指定)」を選択します。

8. 「メッセージ」をクリックして、アラーム発生時に表示するメッセージを入力します。

9. 〔オプション設定モード〕をクリックすると、アラーム行タッチ時の詳細オプションを設定できるようになります。
対象のアラームをダブルクリックすると、[アラームオプション]が表示されるので、以下のとおり設定します。
項目 | 設定 |
---|---|
機能 | グローバルウィンドウ表示 |
ウィンドウNo. | 対象のアラームの対処方法を記載したグローバルウィンドウのウィンドウNo. |

以上の設定で、アラーム発生時に、アラーム行をタッチすると対処方法を記載したポップアップを表示できます。