インド編

インド編

日本人が意外と知らない、インドの常識

日本人が意外と知らない、インドの常識 イメージ

インドの経済成長率は、今や中国を追い越して主要国ではトップ。
急成長を続けるこの国には、今、多くの企業が進出しています。
そのため、インド出張や長期滞在をするビジネスパーソンも急増中。
今回は、インド滞在中にきっと役立つ、日本人が意外と知らない「インドの常識」を紹介します。

「左手」だけじゃない!インドでは「足」も不浄とされるので要注意

インドの人口のおよそ8割が信仰しているのが、ヒンドゥー教。
そのヒンドゥー教では、「左手が不浄の手とされている」ということは、日本でも有名な話ですね。握手や物の受け渡しには、右手を使うのが鉄則です。
しかし、「足」も同様に不浄とされていることは、意外と知られていないのではないでしょうか?靴や足が他人に触れることは避け、万が一あたってしまったら、「kshama karen(カシマ カレン)=すみません」と謝るようにしましょう。

見分けるのが困難!?インド人の「Yes」「No」サイン

日本人の感覚ではつい勘違いしてしまいがちなのが、インド人の「Yes」「No」のジェスチャー。インド人は同意するときに、首を傾けるように振るのです。
ぶんぶん振るのではなく、“顔は正面を向いたまま、左右に小首をかしげるように振る”というジェスチャーです。
「Yes」と言いながら首を傾けられると、何か不満があるのかと心配になってしまいますが、「その通り」という意味なのでお間違いなく。逆に、「No」を表すジェスチャーはと言うと…なんとこれも、首を左右に振るジェスチャーなのです。
当然「Yes」とは若干ニュアンスが異なり、日本同様、左右を向くように振るのですが、慣れないうちは見分けるのに苦労するかもしれません。困ったら、「Yes?No?」と言葉で確認することをおすすめします。

いかがでしたか?
滞在国のマナーや常識をよく理解できていないと、タブーを犯して信頼関係を築けなかったり、せっかくの好反応をキャッチできずに会話がすれ違ってしまったりして、トラブルにつながることも。
海外でのビジネスを円滑に進めるためにも、お互い気持ちよく仕事ができるように、心がけたいですね。

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