韓国編

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上手に乗りこなそう! 韓国の交通手段あれこれ

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ソウル市内は地下鉄やバスの本数が多く、路線も隅々まで網羅されているので滞在中“移動手段に困る”ということは、まず無いでしょう。しかし、交通マナーの違いや言葉の壁によって思わぬトラブルが起こるケースもあります。
今回は、忙しいビジネス滞在中にスムーズな移動ができるよう、韓国の交通事情についてみていきましょう。

市内の移動(タクシー)

日本に比べて格安な韓国のタクシーは、市内での欠かせない移動手段。タクシーは大きく分けると、以下の3種類です。シーンに合わせて上手く使い分けましょう。

・一般(スタンダードなタクシー。初乗り料金 4,800ウォン)
・模範(車内が広くサービスの質が高い。初乗り料金 7,000ウォン)
・大型(6~10人で乗ることができる。初乗り料金 7,000ウォン)

しかし、韓国に限らず海外で渡航者が不正請求の被害に合うという話も珍しくありません。流しのタクシーや客引きをしているタクシーには、乗らないよう注意しましょう。(正規のタクシーナンバーは最初の二桁が30番台になっているので、乗車の際にチェックすると安心です)
道の説明に不安があるときは、外国語サービスが可能な「インターナショナルタクシー(International TAXI)」がオススメです。「英語(English)」、「日本語」など対応可能な言語が車体に記載されています。このインターナショナルタクシーは、空港の案内デスクや、日本語OKの専用ダイヤル(1644−2255)で乗車予約ができます。
また、「FREE INTERPRETATION」と書かれたステッカーの貼られたタクシーは、携帯電話を使って無料で日本語通訳をしてくれるサービスに対応しています。

市内の移動(地下鉄とバス)

渋滞知らずで市内の隅々まで移動できる地下鉄は、ビジネスパーソンの強い味方。ソウル市内を走る地下鉄は本数が多く、ホームに行けばほとんど待たずに乗車できます。地下鉄ルートで目的地に行ける場合は、地下鉄での移動がベターです。
同様に、路線バスもかなりの本数が運行していますが、若干ハードルが高い移動方法です。渡航者が多く利用している地下鉄と比較すると、乗り場、車内アナウンスなどが分かりづらいのが難点。バスを利用する際は、目的地に停車するかどうか運転手に確認するのが一番です。

レンタカーは運転手つきが安心

出張中、地方遠征や荷物の運搬などでレンタカーを借りる場合、運転には細心の注意を払う必要があります。
外務省の海外安全ホームページにも記載されている通り、交通ルールが守られていないことが多く、ブレーキランプの切れた車や、制限速度プラス20~30kmのスピードを出す車、また、信号無視をする通行人や、道路への急な飛び出しは珍しくありません。
不安な場合は、運転手付きレンタカー(※)を利用するのも手です。
※日本語対応ドライバー希望の場合は予約時に要相談

T-money

韓国での移動に欠かせないものと言えば、「T-money」カード。日本のSuicaにあたるもので、ほとんどのソウル市民が所持しています。現金での支払いの煩わしさから解放されるだけでなく、地下鉄やバスの料金が、現金よりも100ウォンお得になります。
また、タクシーやコンビニ、コインロッカー、公衆電話、美術館などの施設の入場料など、様々なシーンでの支払いができるため、非常に便利。忙しいビジネス出張中、慣れない通貨での支払いは思わぬタイムロスになりかねません。「T-money」カードは駅だけでなく、コンビニでも販売しているので、韓国に着いたら空港内のコンビニで購入すると良いでしょう。

いかがでしたか?
それぞれの移動手段の特徴や、便利な支払方法をおさえておけば滞在中の移動が、さらにスムーズになりますよ。

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