実践・導入編 に関連する用語一覧

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管理図「管理図」とは、製造管理の状態を判断するために計数値と計量値の2つの値を図示したもの。管理図の採用により、工程が安定状態かそうでないかが明らかとなり、管理限界を越えずに製造工程を維持できるようになるのが長所です。
ロス解析「ロス解析」とは、生産プロセスの効率を低下させる潜在的ロスを解析し、効率化を図る手法の1つ。設備効率、設備操業度、人的効率、原単位的効率などの分野を「生産活動における16大ロス」に細分化した指標が主なロス解析の対象となります。
4M変化点4M変化点とは、Man(人)、Machine(機械)、Method(方法)、Material(材料)のことを指します。製品の生産過程でこれら4Mが変化すると異常が発生するリスクが高まることから、4M変化点の管理は重要視されています。
OEE(Overall Equipment Effectiveness)OEEとは、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会により開発・提唱された「設備総合効率」の略称で、「総合設備効率」と呼ばれることもあります。生産設備における稼働効率を総合的に定量化するための評価指標で、稼働率、性能、品質の3種類の下位指標によって計算されます。
MES(製造実行システム)MESとは、Manufacturing Execution Systemの略で、製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う「製造実行システム」を意味します。生産活動における品質・コスト・納期を継続的に改善するため現場情報を収集し、評価・分析を通じて生産効率の最大化を目指します。
ERP(企業資源計画/統合基幹業務システム)「ERP」とは、Enterprise Resource Planningの略で、「企業資源計画」の意味です。企業の経営資源(人・物・資金・情報)を一元管理、有効活用して利益最大化を目指す計画です。処理するソフトウェアを「統合基幹業務システム」や「基幹系情報システム」、そのサービスは「ERPパッケージ」と呼ばれます。
RBM(Risk Based Maintenance)「RBM:リスク・ベースト・メンテナンス(Risk Based Maintenance)」とは、設備の老朽化や異常、故障のリスク評価、結果に基づいた保守・検査計画を意味します。「故障が起こったときの影響の大きさ」と「故障の起こりやすさ」から算出した「リスク」を評価し保守。IoTを活用したRBMが期待されています。
TBM(Time Based Maintenance)「TBM:タイム・ベースト・メンテナンス(Time Based Maintenance)」とは、故障の有無に関係しない定期メンテナンスの意味です。一定間隔で対象部品を交換し故障による設備停止を回避。しかし、定めた時期・箇所を点検するためコストが発生。そこでIoT技術を駆使したCBMが注目されています。
CBM(Condition Based Maintenance)「CBM:コンディション・ベースト・メンテナンス(Condition Based Maintenance)」とは、必要と判断された時にのみメンテナンス実施する「予知保全」と類似する考え方を意味します。近年は、センサや高性能な機器といったIoT機器の低価格化・高性能化、またICTを駆使したCBMの導入が増加しています。
予知保全「予知保全」とは、連続的に機器の状態を計測・監視し、設備の劣化状態を把握または予知して部品を交換・修理する保全方法です。類義語として「予兆保全」などがあります。センサ類やエッジ端末といった、産業におけるIoT(IIoT)機器やネットワークの導入により実現します。
予防保全「予防保全」とは、部品ごとに耐用年数や耐用時間を定めておいて、一定期間使ったら交換する保全方法の意味です。予防保全を実施することにより、故障の可能性を低減させ、作業も計画的に実行できるため、機器や設備の停止をメンテナンス時のみに抑えることが可能です。
見える化(可視化)「見える化」とは、1998年トヨタ自動車の「生産保全活動の実態の見える化」に登場した用語で、企業活動における業務の現状・進捗・実績などを常に見えるようにする意味。「可視化」は、見えにくいものを見やすい状態にするという意味です。製造業ではIIoT導入のメリットといえます。
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