マルチスペクトル照明

8色照明を高速制御
わずかな違いも正確に判別

CMOS センサと8 色の照明発光を高速同期させることで、従来のカラーカメラでは判別することができなかった色差を検出することが可能です。

マルチスペクトルモード処理原理

カラーカメラ

対象物に反射した⽩⾊光をカラーフィルタを通して撮像素⼦が受光。カラー画像を⽣成します。

マルチスペクトル撮像

波⻑を変えながら8回撮像したグレー画像をもとに、画素ごとの⾊を解析してカラー検査をおこないます。

マルチスペクトル撮像の特⻑

  • 幅広い波⻑で微妙な⾊差も簡単検出
  • 波⻑ごとの8枚の画像をリアルタイム処理
  • カラーカメラと変わらない扱いやすさ

マルチスペクトル照明の波⻑特性データ

アプリケーション

微細な色差を見分けるマルチスペクトル撮像

自動車部品内の異物

似た色合いがある中から特定の色を抽出できています。

8色それぞれのLED を個別発光し、形状画像、テクスチャ画像も作成可能(LumiTrax™モード)

フィルム上の印字検査

文字だけをはっきり撮像することが可能です。