工業における塗布

「塗布(塗工)」とは、「ぬれ(濡れ)」と固化を利用した技術です。各種接着剤・コーティング剤などで被着体(基材やワーク)の表面を「ぬらす」ことにより、ものどうしの接合や新しい機能の付与、または表面の最適化を行うことができる塗布は、さまざまな工業分野で活用されています。

ぬれ性と接触角
塗布と大きく関係する「ぬれ性」。図中Aの接触角θが0に近くなるほど「ぬれがよい」状態。

ものづくりにおける塗布の目的は、大きく「接着」と「機能付与・表面処理」の2つに分類することができます。
ここでは、それぞれの目的における塗布の概要や種類、メカニズムなどを解説していきます。

ものづくりの塗布 トップへ戻る