封止状態が製品品質に直結する、包装袋のヒートシール幅を自動全数検査します。ヒートシール部分は背景の色とのコントラストが低いため、輪郭部分のエッジを抽出することで安定した検査が実現します。

従来の課題

従来のカメラによる2次元検査では、背景色とのコントラスト差が小さいため、ヒートシール部分のエッジを安定して検出することが困難でした。

スルー画像(検査箇所と背景の区別が困難)

解決

2次元+3次元の同時検査が可能なパターンプロジェクション照明とカメラを組み合わせることで、従来の自動全数検査の課題を解決します。
「輪郭撮像モード」では、異なる方向からの照明照射によってできる影を捉え、段差部分のエッジを抽出した輪郭画像を生成します。これにより、背景と検査箇所のコントラストが低い場合でも、安定した検査が可能になりました。

輪郭画像
輪郭合成画像

選定のポイント

”2次元+3次元検査”に対応する「パターンプロジェクション照明」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。