食品製造業界
カップのフタの真空・密閉検査
食品用カップのフタの封止状態を検査します。通常、カップ内を真空状態にし、フタで密閉します。フタの接着が不完全な場合、隙間から内容物が漏れ出たり、内容物の品質を損ねたりといった不良が生じます。全数検査により封止不良品の梱包・出荷を防ぎます。
従来の課題
ポイントレーザーを用いた変位計でフタの高さをチェックしていましたが、搬送中のカップの高さ自体に公差内でのバラつきがあり、また点の高さ測定だけでは、フタの隙間などを正確に評価することができませんでした。
解決
帯状のレーザーを用いたインラインプロファイル測定器であれば、ライン搬送されるカップのフタ全面の形状を高速かつ高精細に捉えることができます。フタが正常な形状(一定の凹みがある)か、接着不良の箇所があることでシワが入っているか、フタ全面がフラットになっているかなどを瞬時に検査します。フタの形状を高精細に捉えることで、密閉状態の自動全数検査を可能とします。
選定のポイント
“動いているワークも測定可能”なプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。