DICプリズム
Differential Interference Contrastの略で、このプリズムを使用して光の干渉を起こし、観察対象物の微細な凹凸を視覚化します。
偏光板を通した光がDICプリズムを通ると、2本の偏光に分割されて対象物に当たります。対象物から反射した光は再度DICプリズムを通って1本の光となりますが、この時対象物に高低差があるとそれぞれの光の反射位置がわずかに異なります。その光路差のために、再度光が1本になる際に干渉が発生し、これが明暗のコントラストとなって視覚化されます。