成形品検査:
複雑形状ワークのバリ・欠け検出
樹脂(プラスチック)成形品の「バリ」や「欠け(ショートショット)」は、製品品質に大きく影響する形状欠陥です。特に、形状が不完全な「欠け(ショートショット)」や複雑な成形品の「バリ」は、修正が困難なため、次工程の歩留まりに影響します。
課題:複雑形状ワークもインライン全数検査したい
ワーク形状が複雑な場合、形状欠陥を目視での全数検査は特に困難です。不良品の流出防止・次工程の歩留まり率を改善するには、安定したインライン全数検査が不可欠です。
解決:簡単設定で複雑形状のワークも安定して画像判別
AI搭載 画像センサ「IV4シリーズ」は、良品の輪郭を登録するだけの簡単設定で、検査対象と形状を比較し合否判別します。
「IV4シリーズ」は、視野全体に明るく均一な光を照射する高輝度照明と、明るくキレイに撮像する高性能レンズを搭載しています。それにより、インラインでの全数検査において、バリ・欠けなどワークの形状欠陥を安定的に検出可能です。
また、設定が簡単なため、段取り替えにも素早く対応します。
- 良品の輪郭から形状の違いを判別
-