射出成形:
インサート品の抜け検出
複合成形の一種「インサート成形」は、あらかじめ金型内にインサート品(金属やガラス、フィルムなど異材料)を挿入し、樹脂(プラスチック)を射出成形して一体化します。もし、このときインサート品の抜けや不良があった場合、不良品となります。
課題:インサート品の「ある・なし」を確認したい
金属インサート品のプレス不良や、パーツフィーダやコンベアなどの搬送トラブルは、インサート成形品の不良原因となります。例えば、コネクタなどの電子部品の場合、ピン数不足などの不良が発生します。こうした不良品の流出を防止するには、複合成形品の部位に対して「ある・なし」全数判別が必要です。
解決:画像センサで、インサート品の「ある・なし」全数検知
AI搭載 画像センサ「IV4シリーズ」を導入することで、例えば、コネクタなどのピン数のインライン全数確認が実現します。
最大16箇所を同時に判定できるため、スピーディな判別が可能です。そのため、タクトタイムに影響することなく、不良品流出を防止できます。
- コネクタのピン数抜け検出例
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