自動車業界
クラッチディスクの品種判別・外観検査
スプリング部品の正確な組み付けが品質・性能を左右するクラッチディスク。その組立工程後、インラインで複数のスプリングの品種判別・組み付け位置・高さ・外観の自動全数検査を行います。
従来の課題
従来の2次元画像による検査では、高さの違いを検出することが困難だったため、部品の品種判別と組み付け不良を同時に検査することができませんでした。組み付け後の外観検査を目視で実施する場合、検査コストの増加や見落としによる不良品流出のリスクがありました。
解決
パターンプロジェクション照明とカラーカメラを組み合わせることで、色判別を用いた複数のスプリングの品種判別のみならず、センターの位置ズレも検査可能です。また、3D撮像モードで3次元画像処理することで、複数のスプリングの高さを一括で計測し、飛び出しなどの組み付け不良の自動全数検査も同時に実現します。
選定のポイント
”2次元+3次元検査”に対応する「パターンプロジェクション照明」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。