自動車業界
タイヤ形状測定・DOTコード検査
タイヤを回転させながら形状におけるバランスやユニフォミティなどを全数・全周検査します。タイヤの貼り合わせ工程などで生じるサイドウォールなどの形状異常やビード形状の不均一などにより生じる振れなどを完成品で最終外観検査します。これにより、出荷前に不良品の流出を防止します。
従来の課題
従来のカメラでは、反射率の低い黒いゴム製品の検査において、速度・精度・視野の両立が難しいことがありました。対策として、回転速度または測定精度のいずれかを低下させるなど、妥協が迫られました。また、振れ量だけを別途スポットレーザーで測るといった対策では、検査システムとデータが煩雑化していました。
解決
帯状のブルーレーザと超高感度CMOSを採用したプロファイル測定器であれば、反射率が低いタイヤを回転させながら、高速かつ安定的に高さ情報を取得可能です。高精細なプロファイル測定と3次元形状を活用することで、タクトタイムを短縮し高精度な自動全数検査が実現します。
また、OCR(文字認識)機能により、DOTシリアル番号の同時検査やトレーサビリティへの活用も可能です。
選定のポイント
“動いているワークも測定可能”なプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。