金属製品・機械要素業界
ヒートシンクの反り・平面度測定
電子機器・電子部品に用いられるフラットタイプのヒートシンク（熱交換器）の反りは、組み付け不良の原因となります。また、組み付けができたとしても、反りによって放熱性が低下し、完成品の性能を損ねる場合があります。そこで、部品単体を高速かつ高精細なプロファイル測定器で自動全数検査します。
従来の課題
抜き取り検査で、ポイント式のレーザー変位計を用いて複数箇所を測定しても、ステージ移動に時間がかかるうえ、ワーク全面の平面度を測定することができず見落としが生じます。全数保証できないため、厳しい公差指定には対応できませんでした。また、ワークが薄型であるためダイヤルゲージでの測定では、測圧により数値が安定しませんでした。
解決
超高精細インラインプロファイル測定器であれば、高速スキャンにより、１秒程度でヒートシンク全面の高さ情報を取得し、ワークの平坦さ（平面度）や反りを高精度に測定することが可能です。また、3200point/profileの高精細さで、打痕などの外観検査も同時に実現可能です。高速な自動全数検査により、タクトタイムに影響せず、歩留まり率向上と不良品流出防止を実現します。
選定のポイント
“動いているワークも測定可能”なプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。