セーフティライトカーテン
セーフティライトカーテンとは、作業者が危険区域に侵入したことを検出したときに、機械に対して停止信号を出力する機器です(侵入検知)。また、危険区域内の作業者の存在を検出する目的でも使用されます(存在検知)。
セーフティライトカーテンと一般的な光電センサの違い
セーフティライトカーテンは、IEC61496-1/2に基づいて安全性能が評価されています。
この規格の中では、ライトカーテンが危険な状態で故障しないように(もしくは、故障したときに検知ができるように)、様々な要求事項が規定されています。たとえば、キーエンスのライトカーテンはIEC61496-1における「Type4」に適合しています。Type4のライトカーテンは、応答時間内に自身の回路の故障検知を実施しており、異常が発見されれば即座に信号をOFFさせることで安全性を確保します。
これに加えて、ライトカーテンはインターロック機能やミューティング機能といった付加的な安全機能を搭載している場合があり、配線が煩雑になってしまう場合があります。キーエンスのライトカーテンは、独自の省配線システムを搭載しているため、立ち上げ工数が削減できるようになっています。
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- GL-Rシリーズ(大型・中型設備向け)
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- GL-Sシリーズ(小型設備向け)
また、セーフティライトカーテンは、安全機能はもちろん、ケーブルや金具、長さなど、複数の要素を考慮して選定する必要があります。
以下のページでは、条件を入力していくだけで簡単に選定が依頼できますので、ぜひご活用ください。
→ セーフティライトカーテン選定サイト
セーフティライトカーテンよりも簡単に立ち上げたい場合、設備に合わせて自在に保護領域を設定することができる、セーフティレーザースキャナが選択肢として挙げられます。