リスクアセスメントとパフォーマンスレベル
リスクアセスメントの結果、リスクの低減が必要になれば、具体的なリスク低減方策を取ることになります。
→リスクアセスメントの意味と進め方
ここで、リスク低減方策が制御に基づくものである場合(たとえばセーフティライトカーテンや非常停止スイッチを使用する場合)、制御システムの安全関連部の評価が必要になります。
安全関連部の評価手法については、「ISO13849-1」(機械の安全性-制御システムの安全関連部:設計のための一般原則)で規定されています。このISO13849-1は2006年に改訂されており、この改訂版で、安全関連部の「信頼性」を考慮した「PL(パフォーマンスレベル)」の考え方が定義されました。