電子デバイス業界
電子回路基板のスクリーン印刷でインクがにじむ
電子デバイス業界における静電気トラブルと、除電器による改善事例をご紹介します。
改善事例
スクリーン印刷では、スキージとスクリーンが摩擦するときや、スクリーンを剥離するときに帯電します。
スクリーンが基板から離れるときにインクの一部がスクリーンに引っ張られてインクが飛んだりはねたりします。そのためにインクがにじんだ印刷になります。
スキージ:ゴム製のワイパーのようなもの。インクをならすことでスクリーンの穴からインクが押し出されて印刷されます。
これまでの対策
古い除電器
- 効果が不明確
- メンテナンスが大変で、日々の能力管理が困難
除電器(イオナイザ)による対策
ブロア型除電器で静電気対策の効果が向上し、印刷不良が削減されました。
改善・効果
現場の声
印刷不良による廃棄コストの削減
印刷不良による廃棄コスト 5万円/月×12ヶ月=60万円/年
また、バータイプに比べ設置工数が格段に短くなりました。