上から測る
測定例：カメラモジュールのストローク測定
用途から選ぶ
ストローク
ストローク測定器をお探しの方へ
ストローク測定の最適な測り方は、測定器の種類、設置環境など、いくつかの要素から選択することが重要です。 適さない機器を選定してしまうと、必要な精度が出なかったり、運用工数アップに繋がってしまいますので、避けたいものです。
このページではストローク測定器をお探しの方が、迷わずに最適な測定器に辿り着けるよう、ナビゲートいたします。
「ストローク」の測り方
「ストローク」の最適な測り方を測定器のご提案とあわせて紹介します。
横から反射型で測る
測定例：シートフレームの挙動測定
最適な測定器反射型2次元レーザ変位計
横からラインレーザを照射し、ワーク端面の位置を測定することでストローク量を測定します。
- A
- ストローク量
POINT
- ワーク面が平らでなくても測定できます。
- 同時に左右の動きも測定できます。
-
2次元三角測距方式
ラインレーザによる多点測定
世界最速 64000撮像／秒 -
マルチカラー共焦点方式
直線性：±0.09um
超小型レーザ同軸変位計
横から透過型で測る
測定例：ブレードの刃の挙動測定
最適な測定器透過型2次元寸法測定器
2次元投影方式で得られた画像から、指定したポイントの位置を求めることでストローク量を測定します。
POINT
ワークが左右にずれても位置補正機能により正しいストローク量を測定できます。
-
Wテレセンシルエット方式
インラインでシルエット内のあらゆる測定・検査が可能
まとめ
このページでは、カメラモジュールやシートフレーム・ブレード刃のストローク（挙動）を測る方法と測定器の構造、さらに測定器を選択するときのポイントや注意点について説明しました。
それらをまとめると、以下の通りです。
- 反射型レーザ変位計は、ストローク（Z）方向から測定可能。長いストロークも高速・高精度で測定可能。
- 反射型2次元レーザ変位計は、ストロークを横（X）方向から測定可能。同時にZ方向のストロークを測定できる。
- 透過型2次元寸法測定器なら、位置補正機能によりワークの位置がずれても測定可能。
- 最適な測定器の選定は、測定方向と位置合わせの精度がポイントになる。
測定する対象によって、その方法はさまざまです。最適な測定を行うには、それらの特徴を知り、正しく測定器を選定することが大切です。
このページで紹介した内容や、他のページに記載している測定の知識や事例についてまとめた資料「測り方がわかる 変位計/測定器 サポートガイド」は、下記からダウンロードできます。レーザ変位計のラインナップカタログとあわせてご覧ください。
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