選定のポイント【価格編】
流量センサ・流量計の価格はおおきく2つのポイントで決まります
流量の検出方法による測定精度の違いや、配管の口径によって流量計の価格が変わります。また、流量計の取り付け工事費用も導入コストに大きく影響するため、配管への取り付け方法も重要な選択基準となります。
測定精度について
測定精度が高い流量計ほど価格が高くなります。測定精度は、流量計の種類(検出原理)と関係が深く、一般的にコリオリ式、電磁式などの流量計が高精度、かつ高価格といわれています。
配管径について
一般的に測定する配管の口径(配管サイズ)が大きくなるほど、流量計の価格が上がります。また、配管径が大きくなるほど、流量計の取り付け工事費用も高くなります。
このように、口径の大きさに応じて、流量計とその取り付けコストが高額化するのが一般的です。しかし、配管を切る必要のない「クランプオン式」の流量計であれば、配管工事の費用を抑えることができます。さらに、配管の外から測定することで、圧力損失によるリスクを軽減することができます。