システム構成

本製品は、コントローラと複数のユニット、およびPLCや各種センサを組み合わせることで、様々な用途に対応できます。以下に本製品を使用した基本的なシステム構成を紹介します。

基本的なシステム構成例

PLCやセンサなどの機器にユニットを接続し、従来有線によっておこなっていた通信を無線に置き換えてデータをやり取りします。

PCからも無線経由で接続し、PLCやセンサなどの機器を各専用アプリケーションからモニタおよび設定します。

またコントローラのWeb Toolを使用して通信状況の確認やユニットの設定を含む各種設定・メンテナンスをおこないます。

StandardSystemConfiguration.svg 

*1:システム構成の中には1台のコントローラが必要です。コントローラのBポートに1台のユニットが接続されている必要があります。コントローラに接続されたユニットを起点としてユニット間の無線ネットワークが構築されます。そのためコントローラのBポートに2台以上のユニットが接続された場合、システムが正しく動作しないことがあります。
ここでいう2台以上のユニットとは、同一無線ネットワークに含まれるユニットのことを指しており、別のコントローラが管理する別のネットワークに含まれるユニットであれば2台以上接続することは可能です。その場合も、コントローラが管理するユニットは1台のユニットのみであり、コントローラが管理するユニットは別のコントローラの管理対象とすることはできません。

*2:アクセスポイント経由で接続するにはアクセスポイント機能付きユニットが必要です。PC側のIP設定を自動割当にしている場合は、コントローラから無線経由でIPアドレスが配信されます。

 

 
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同一無線ネットワーク内のユニット間は、ループになるため有線LANで接続しないでください。

コントローラ間、ユニット間を有線LANで接続する場合は、それぞれの無線ネットワークが別になるようにシステムを構築してください。
→ユースケース:「複数の無線ネットワーク」

本製品はインターネットに直接接続する目的ではなく、ローカルネットワーク内での使用を想定しています。また、ファイアウォールを含むセキュリティ対策が施されたネットワーク内に設置することを推奨します。

システムの要件

コントローラが1台存在する

有線ネットワークにコントローラのIPアドレスを1つ追加する

コントローラのBポートに接続される同一無線ネットワーク内のユニットは1台のみ

コントローラに接続されるユニットを起点としてネットワークが構築される

ユニット―ユニット間は6GHzの無線ネットワークで接続

ユニット―(周辺機器)はLANケーブルで接続

コントローラのBポートは4ポートのイーサネットスイッチとして使用可能

PCは2.4GHz/5GHzの無線ネットワーク(アクセスポイント)に接続可能*1

*1:システム構成にアクセスポイント機能付きユニットが存在する場合のみです。
また有線ネットワーク機器と接続するため、有線ネットワークのIPアドレスが必要です。

 

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