ここでは、コントローラおよびユニットを設置する環境についての注意や、盤内の取り付け位置について説明します。設置の前に必ずお読みいただき、正しく設置してください。
WS-1000シリーズ を次の場所に設置しないでください。
•屋外の場所(電波法に基づき屋内専用)。
•直射日光が当たる場所。
•周囲温度範囲が0~+55℃(WS-1000)、または0~+50℃(WS-A01/WS-G01/WS-B01)を超える場所。
•周囲湿度が85%RHの範囲を超える場所。
•急激な温度変化により結露する場所。
•腐食性ガス、可燃性ガスのある場所。
•ほこり、塩分、鉄粉、油煙の多い場所。
•直接振動または機械的衝撃を受ける場所。
•水、油、薬品などのしぶきがかかる場所。
•強磁界、強電界の発生する場所。
•放射線を被曝する恐れのある場所。
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ノイズ対策として、LANケーブルを含むイーサネット環境は、ノイズ発生源と適当な距離をおいて配置するようにしてください。LANケーブルの近くにノイズ発生源があると、通信エラーが発生したり、スループットが低下することがあります。 サージ電流対策と落雷対策(ノイズ除去機能を持つ落雷保護機器などの設置)が実施されている環境でご使用ください。設置時には、正しくアースを取るように気を付けてください。また、ノイズの影響が低減できないときは、通信ケーブルにフェライトコアなどを付ける、光ケーブルを使用するなどの対策をおこなってください。 |
設置の向き
取り付けの際は、上下の向きを確認してください。コネクタがついている向きが下です。横置き、逆さ置きは禁止です。
周囲との間隔
コントローラ(WS-1000)
周囲の壁や他の機器とは、必ず30mm以上離して設置してください。
ユニット(WS-A01/WS-G01/WS-B01)
見通しの良いところに設置してください。周囲の壁や他の機器とは、必ず水平方向10mm以上、鉛直方向30mm以上離して設置してください。ユニットの周囲にコンクリート壁や金属板があると、反射の影響により電波が届きにくくなることがあるので、必要に応じてコンクリート壁や金属板から離して設置してください。
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盤内の温度(ユニット下面での温度)が、使用周囲温度を超える場合は、強制空冷や周囲との間隔を広げ風通しをよくするなどの方法で温度を下げてください。 |