コントローラおよびユニットのLANケーブルの配線方法について説明します。
Ethernetポートの仕様
使用するLANケーブルについて
WS-1000/WS-A01/WS-B01
STPケーブルまたはUTPケーブルのカテゴリ5e以上を使用してください。
WS-G01
M12コネクタ用の専用Ethernetケーブル(OP-88835/OP-88836/OP-88837)を使用してください。
ピン配置
M12のPin No. |
AWG |
RJ-45のPin No. |
1 |
26 |
1 |
2 |
26 |
2 |
3 |
26 |
3 |
4 |
26 |
6 |
5 |
26 |
7 |
6 |
26 |
8 |
7 |
26 |
5 |
8 |
26 |
4 |
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•設置環境でノイズの影響が考えられる場合は、STP ケーブルを選定するようにしてください。1000BASE-Tで構築している場合は、二重シールド付STPケーブルを選定するようにしてください。 •ケーブルを設置、敷設する場合、ケーブルを曲げて使用することがあります。鋭角にケーブルを曲げると、ケーブル内のワイヤーが切れたり、長い年月使用するうちに断線してしまう可能性があります。これらのことに留意して、ケーブルを設置、敷設するようにしてください。 |
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AUTO MDI/MDI-Xに対応しているため、ストレートケーブル/クロスケーブルのどちらでも使用できます。 |
コントローラ(WS-1000)
パソコンやユニット、およびPLCやセンサなどの他の機器と、コントローラを接続する手順について説明します。
1STP/UTPケーブルの片方のモジュラジャックを、コントローラのEthernetポートに差し込みます。
コネクタ部分に負荷がかからないように気をつけて、「カチッ」と音がするまで差し込んでください。モジュラジャックとコネクタがロックされます。Ethernetポート(A)とEthernetポート(B)はそれぞれ独立です。同一ネットワークアドレスに設定することはできません。IPマスカレード/IPフォワーディングを使用することで、コントローラを介して異なるネットワーク同士の通信を可能にします。
2STP/UTPケーブルのもう一方のモジュラジャックを他機器と接続します。
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使用するSTP/UTPケーブルの長さは、100m以下になるようにしてください。 |
3コントローラの電源をONにします。
4コントローラのリンク/速度表示灯状態を確認します。
•緑点灯:1000BASE-Tで通信が確立しています。
•消灯:100BASE-TXで通信が確立、または通信が確立していません。
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点灯するまでに、4~5秒程度かかる場合があります。 |
ユニット(WS-A01/WS-B01)
コントローラまたはPLCやセンサなどの他の機器と、ユニットを接続する手順について説明します。
1ユニットの電源をOFFにします。
2STP/UTPケーブルの片方のモジュラジャックを、ユニットのEthernetポートに差し込みます。
コネクタ部分に負荷がかからないように気をつけて、「カチッ」と音がするまで差し込んでください。モジュラジャックとコネクタがロックされます。
3STP/UTPケーブルのもう一方のモジュラジャックをコントローラのEthernetポート(B1~B4:ユニット接続用)、または他の機器のEthernetポートに差し込みます。
コネクタ部分に負荷がかからないように気をつけて、「カチッ」と音がするまで差し込んでください。モジュラジャックとコネクタがロックされます。
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使用するSTP/UTPケーブルの長さは、100m以下になるようにしてください。 |
4ユニットの電源をONにします。
5ユニットの無線状態表示灯が低速に橙点滅または橙点灯していることを確認します。
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点滅するまでに、時間がかかる場合があります。 |
ユニット(WS-G01)
コントローラまたはPLCやセンサなどの他の機器と、ユニットを接続する手順について説明します。
1ユニットの電源をOFFにします。
2専用EthernetケーブルのM12ケーブルを、M12 Ethernetコネクタに差し込みます。
3STP/UTPケーブルのもう一方のモジュラジャックをコントローラのEthernetポート(B1~B4:ユニット接続用)、または他の機器のEthernetポートに差し込みます。
コネクタ部分に負荷がかからないように気をつけて、「カチッ」と音がするまで差し込んでください。モジュラジャックとコネクタがロックされます。
4ユニットの電源をONにします。
5ユニットの無線状態表示灯が低速に橙点滅または橙点灯していることを確認します。
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点滅するまでに、時間がかかる場合があります。 |