円筒形電池側面の凹み検査

円筒形リチウムイオン電池や円筒形使い捨て乾電池の側面に凹みがあった場合、外観不良のみならず、外装のひずみや接合強度の低下、内部損傷を伴う可能性があります。液漏れや発煙・発火などの危険性があるため、製造ライン上で形状を自動全数検査します。

従来の課題

従来のエリアカメラでの検査では、電池側面にある文字やロゴ、模様と、凹凸(形状)の区別が付かないケースがありました。また、ワークの色や光沢による反射光の違いにより、照明の設定やワークの位置決めにシビアさが要求され、安定的な検査が困難であることが課題でした。

解決

帯状のレーザを用いた光切断法のインラインプロファイル測定器であれば、高さデータを用いた3D形状検査が可能です。電池側面にある文字やロゴなど背景の影響を受けることなく、安定的に3次元形状を捉えます。
また、ワークが搬送中または回転状態であっても高速測定が可能なため、タクトタイム短縮と同時に、微細な凹凸も逃さない高精細な自動全数検査が実現します。

表面の模様に影響されず、凹凸を高精細に測定可能。

選定のポイント

“動いているワークも測定可能”なプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。