コネクタのプレスインサート品のバリ検査

コネクタの複合成形(インサート成形など)において、接点部品となるインサート品は順送プレス後、成形工程に移行します。順送プレスで打ち抜かれたインサート品に、バリが発生していないかインラインで全数検査します。樹脂成形工程前に不良を検査することで、プレス部品のバリによる不良品の発生を防止します。

従来の課題

順送プレス部品は、測定顕微鏡を用いた場合オフラインでの全数検査が困難なため、抜き取り検査を実施しましたが、判定のバラツキや見逃しが生じるほか、製造とのタイムラグが生じてしまいました。また、人の手の感触による官能検査を実施する場合にも、正確な検査ができないことが課題でした。

解決

白色干渉方式を用いた3D変位計であれば、エリアの高さを瞬時に自動測定可能です。金属表面の光沢の影響を受けないため、安定してバリの検出が可能です。バリのしきい値を定量化できるため、これまでの課題だった人による測定誤差や見逃しのない正確なデータで、プレス品質の管理が実現します。

解決

選定のポイント

“面で瞬時に高さ計測”する3D変位計「WI-5000シリーズ」は、
自動全数検査のさまざまな課題を3次元検査で解決します。
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