対象物の姿勢公差や位置公差、輪郭度などの指定には明確な基準が必要で、その基準がデータムです。データムは「理論的かつ理想的な形体」であり、実在しません。そのため、理解することが困難であるという一面があります。しかし、幾何公差を理解するに当たってデータムの理解は必要です。
ここでは、データムの特徴と、複数のデータムが構成する共通データムや、データム系の基礎知識を紹介します。
ゼロからわかる幾何公差 トップへ戻る