印字検査機を導入して万が一に備える
印字欠けの原因はインクジェットだけでなく、包装機の振動によるものやパッケージのバラつきによるケースも考えられます。万が一の印字ミスに備えるには、画像センサなどの印字検査機による対策が有効です。
ここでは、印字検査機による対策についてご説明します。
余計なコストをかけず導入できる
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インクジェットの印字内容と画像センサの検査設定を同期するには、別に費用をかけてソフトを作る必要がありました。
キーエンスのインクジェットプリンタならケーブル1本で簡単に接続できるので、ソフト制作のための余計なコストをかけず印字検査ができます。 -
インクジェットの画面から画像センサの設定が一括で可能です。
設定選択ミスを防止する
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インクジェットと画像センサのそれぞれで設定する場合、どうしても選択漏れによる検査ミスが発生していました。キーエンスのインクジェットプリンタなら印字の設定を切り換えると、画像センサの検査設定も追従するのでミスなく検査できます。
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LANケーブル1本で接続可能
インクジェットの設定を切り換えたら、画像センサの設定も追従します。
印字検査の履歴を残せる撮像データ保存
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画像センサIV2シリーズで撮像したデータを、USBメモリに保存できます。商品を出荷した後でも、画像データを検索して検査結果の確認が可能です。トラブルの原因究明に役立ちます。
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撮像したデータを保存できるので、出荷後に検査結果を確認できます。
画像センサーの機能を駆使して検査の質を高める
キーエンスの画像センサなら印字検査だけでなく、食品の製造現場で役立つ機能を搭載しています。
接続が容易なだけでなく、プラスαの付加価値を合わせてご案内します。
品種判別や汚れもまとめて検査
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印字の検査だけでなく、印字面に他の異変があった場合にはまとめて検査も可能です。異品種の判別や汚れの検知などと合わせて使用できます。良品を読ませるだけの簡単設定で、一歩進んだ検査を可能にします。
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日付だけでなく、欠けや汚れまでまとめて検査できます。
フィルムの印字検査でも良好
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表面に光沢があるフィルムの場合は安定した検査結果を得ることは難しい傾向にありました。新開発の超高速カメラと部分点灯照明により、ハレーションを抑えて、フィルム検査の安定性を格段に向上させました。
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検査に影響を与えるハレーションを除去して検査を安定させます。