他の印字方式との比較(メリット)

他の印字方式と比較した場合、インクジェットプリンタには多くのメリットがあります。
ここでは、スタンプ・ホットプリンタ・ラベラー・刻印機と比較した際のメリットについてご説明します。

スタンプとの比較

スタンプ インクジェットプリンタ
コスト
  • 人手作業なので人件費が掛かる
  • 製品の搬送途中に印字が可能なので人手を最小限に抑えられる
生産性
  • 捺印時にかすれる可能性があり素早い処理ができない
  • 速乾性インクで高速ラインに対応可能
品質
  • 作業者によるばらつきがあり印字欠けやかすれが発生する
  • 版替えの際にミスが発生する可能性あり
  • 非接触印字だから文字欠け、かすれの心配がない
  • 画像検査機との連動も簡単
管理
  • 印字不良を防ぐために不滅インクの状態の管理が必要
  • ボタン1つで内部を自動洗浄してくれるのでメンテナンスが簡単

ホットプリンタとの比較

ホットプリンタ インクジェットプリンタ
コスト
  • インクリボン、版交換などのランニングコストが掛かる
  • インクリボンのような無駄がなく、ランニングコストを抑えられる
生産性
  • 版を交換する際に温めたり冷ましたりする待ち時間が必要
  • リボンの巻き込みで生産が停止することがある
  • 段取り替え不要
品質
  • 版の摩耗や接触圧のバラつきにより文字のカスレが発生
  • 非接触印字なので印字品質が安定している
管理
  • 温度管理、接触圧管理の調整が必要
  • ボタン1つで内部を自動洗浄してくれるのでメンテナンスが簡単

ラベラーとの比較

ラベラー インクジェットプリンタ
コスト
  • ラベル自体のランニングコストが掛かる
  • ダイレクト印字なのでラベル不要でコスト削減
生産性
  • セパレータ切れ、ジャムりなどのトラブルで生産が停止することがある
  • ラベル貼りの工程が不要なので生産効率アップ
品質
  • ラベルの貼り間違えや剥がれの恐れがある
  • 非接触マーキングなので印字品質が安定
管理
  • ラベルの在庫管理、台紙のゴミ処理が面倒
  • 製品へ直接印字するので管理が簡単

刻印機との比較

刻印機 インクジェットプリンタ
コスト
  • 人手作業なので人件費が掛かる
  • 搬送中に印字が可能なので人件費が掛からない
生産性
  • 製品ごとの位置決め、段取り替えに手間が掛かる
  • 段取り替え不要で生産効率アップ
品質
  • 接触圧のバラつきにより文字の欠けや潰れが発生することがある
  • 非接触印字なので安定した品質の印字が可能
管理
  • 接触圧の調整や版の管理に手間が掛かる
  • 非接触印字で版も不要のため管理が簡単

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