工程改善事例
ハンドラベラー/ラベル印刷機

ハンドラベラーは片手で扱える作業性の高さが魅力です。また、ラベル印刷機は印字レイアウトの自由度が高く、共に小売店の店頭や倉庫などで見ることができる一般的な印刷機です。
ここでは、ハンドラベラーやラベル印刷機による印刷の問題点に注目。インクジェットプリンタとの比較から、インクジェットプリンタによる印刷のメリットについて解説します。

ラベラーの課題

両タイプとも、本体にセットしたラベルやセパレータが切れると作業が止まります。また、印刷内容の設定や貼り付けは手作業なのでポカミスが心配で、省人化も困難です。
一方、インクジェットプリンタは、対象物に直接印刷します。ラベルの準備も貼り付け作業も不要。これらの作業に関する不安や不満をすべて解消します。さらに、非接触での印刷は、かすれ/にじみのない安定した品位を実現します。

ラベラーとインクジェットプリンタの比較

ラベラー インクジェットプリンタ
コスト
  • ラベル自体のランニングコストが掛かる
  • ダイレクト印字なのでラベル不要でコスト削減
生産性
  • セパレータ切れ、ジャムりなどのトラブルで生産が停止することがある
  • ラベル貼りの工程が不要なので生産効率アップ
品質
  • ラベルの貼り間違えや剥がれの恐れがある
  • 非接触マーキングなので印字品質が安定
管理
  • ラベルの在庫管理、台紙のゴミ処理が面倒
  • 製品へ直接印字するので管理が簡単

インクジェットプリンタの導入事例

小型ベルトコンベアを使用した印字

  • 小型ベルトコンベアを使用した印字
  • 1m前後のベルトコンベアとセットで使用することで、簡単に日付印字ステーションが完成します。
    搬送工程に組み込まなくても、最小限のスペースで確実な日付印字ができます。製品の上面、側面への印字も可能です。

    カートン(組み上げ前・後)、袋物(内容有り・無し)、ボトルなどのさまざまな製品に対応可能です。鮮明かつ確実な非接触印字ができるため、突発的な出荷にもすぐに対応できます。

    ベルト幅、長さはもちろん一体型移動式など、現場に合った仕様にカスタマイズ可能で、現場に最適な仕様をご提案いたします。

ヒートシールと同時に印字

  • ヒートシールと同時に印字
  • 袋をヒートシールする時に、同時に印字可能です。

    従来のスタンプ式で問題があった、印字かすれ、印字欠け、ピンホールの心配を解消します。また、既存ラインへの簡易的な設置も実現します。

    透明フィルム、色つきフィルムなど、多品種のフィルムにも安定検出可能なセンサを含め、設置方法まで一式でご提案いたします。

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