RFIDソリューション
このコンテンツを読んでいる方は、RFIDシステム導入に関する課題やお悩みも多いはずです。そこで、こちらではキーエンスのハンディターミナル「DXシリーズ」で提案できるRFIDソリューションをご紹介します。RFID導入の参考にしていただければ幸いです。また、もしお困りごとがありましたら、お気軽にキーエンスにご相談ください。お客様に最適なRFIDソリューションをご提案します。
現場での課題
まずは、RFIDシステムの導入でよくある、現場での課題を紹介します。
導入コストの高さ
手作業による打ち込みやバーコードからRFIDにシステムを入れ替える場合、まず気になるのが初期投資ではないでしょうか?RFIDシステムを導入する場合、RFIDリーダライタやRFタグのほか、上位システムの管理用パソコンやPLCなどのバージョンアップや入れ替えも必要です。また、完全にRFIDに切り換えることは難しいため、バーコードや2次元コードをスキャンするハンディターミナルも必要でしょう。そうなると導入コストがかさみます。また、運用コストについてもバーコードや2次元コードによる管理に比べると割高になります。
複数の機器を揃える手間
上述していますが、RFIDシステムに加え、バーコードや2次元コードも併用する場合、さまざまな機材を揃える必要があります。また、RFIDシステムを使うときはRFIDリーダライタ、バーコードをスキャンするときはハンディターミナルのように、シチュエーションに合わせて機器を持ち替える必要があり、効率化のために導入したはずが逆に手間が増えるという可能性もあります。
操作方法を覚える手間
複数の機器を使う場合、それぞれの機器の操作方法を覚える必要があります。そうなれば、スタッフの育成に時間と手間がかかります。スタッフマニュアルの刷新も必要でしょう。また、機器を管理する手間も増えることになります。そのため、気軽に導入できないというのが本音ではないでしょうか?
マルチユニット構造ハンディターミナルのメリット
キーエンスのハンディターミナル「DXシリーズ」は、1台で複数の業務に対応できるマルチユニット構造を採用。マルチユニット構造と拡張ユニットにより、本体やアプリはそのまま、業務に合わせて最適化できる柔軟性が特長です。
Android™またはWindowsを搭載したなので操作方法も覚えやすく、RFIDはもちろん、ハンディターミナルとしてバーコードのスキャン、品番や日付データの文字認識にも対応。また、Android™モデルであれば、通話機能や汎用アプリケーションが使え、Windowsモデルであれば業務アプリケーションの流用がしやすく、開発資産を活かすことで導入コストも抑えられます。簡単に言えば、1台でバーコード用ハンディターミナル、RIFD用リーダライタ、通話用端末として使用できるのがハンディターミナル「DXシリーズ」です。
そのため、一般的なRFIDシステムに比べて導入コストも抑えられ、1つの端末で完結するので持ち替える手間も発生しません。ひとつの端末なので操作方法を個別に覚える必要もありません。「DXシリーズ」なら、RFIDシステム導入の際に起こる現場の課題を解決できます。
- ユニットによる機能拡張
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拡張ユニット テンキー RFID(高出力) RFID(中出力) ガンクリップ 本体はそのままでユニットを装着することにより機能拡張
キーエンスのハンディターミナル「DXシリーズ」は、テンキーやRFID、ガングリップなどのユニットを用意しています。また、RFIDについては、用途に合わせて高出力タイプと中出力タイプを設定。1台でさまざまな用途に使用できます。
【事例】棚卸し業務のバーコード運用との併用や切り替え
事例として、棚卸し業務での運用例を紹介します。ハンディターミナル「DXシリーズ」は、1台でRFIDもバーコードも対応可能です。その柔軟性を活かし、たとえば棚に積まれた箱の中に入っている商品の検品はRFIDで読み取り、バーコードしか貼り付けられていない商品はハンディターミナルでスキャン、商品番号や賞味期限などの手入力が必要なものはテンキーといった使い方が可能です。
商品管理・棚卸しをすべてRFIDに切り換えるのは、手間や時間がかかり、通信トラブルやシステム変更によるトラブルが発生する可能性もあります。そこで、一部にRFIDを導入し、バーコードと併用しつつ、徐々に必要な箇所からRFIDに切り換えていくというのが得策です。そういったときに、RFIDもバーコードも読み取りできる、ハンディターミナル「DXシリーズ」がおすすめです。段階に合わせてユニットを変更していけば、無駄なく、確実なRFIDシステムの導入が可能です。
キーエンスのハンディターミナル「DXシリーズ」は、ユニットを交換することで、ひとつの本体で複数の業務に対応します。「DXシリーズ」なら、RFIDシステム導入の際に現場での課題を解決できます。このほかに通話機能もあるので、携帯電話や無線のようにコミュニケーションツールとしても使えます。